飲み友を懐かしむ


マレーシアに住んでいた時は、いつか日本に戻るだろうから、マレーシアを終の棲家にする気は、まったくありませんでした。

私もワイフも福岡にアイターン移住してから、ここ福岡をとても気に入っています。そして、もうすぐ還暦を迎える私自身は、ここを終の棲家にしようかな、と漠然と考えるようになってきました。

急にこんなことを考えるようになったきっかけは、大きな理由は、友の命日が来月になったのを思い出したのでした。

亡くなった親友は、社会人になって40過ぎてから出来たの東京時代の友人でした。私が早期退職してマレーシアに移住するときに、真っ先に仕事でKLへ行く予定がるから、そのときに遊びに行くと具体的な時期を決めてくれた友でした。

当時は、東京を完全に引き上げる移住で、引越しなどで多忙だったせいもあり、連絡をしばらくとっていませんでした。

移住が完了して数週間が過ぎ、クアラルンプール生活にも落ち着いた頃です。そろそろ来月に来るころだ、と連絡を取ろうとしたら、いろいろあって、やっと友の訃報に気付いたのでした。

訃報に数カ月気付かなかったのは、移住前後のゴタゴタで、移住先の連絡先も一部しか伝えていなかったのと、ネットの接続にも時間がかかったせいもあって、訃報を受け取ることが出来ず。

後で聞いた話では、福岡に出張中に顧客接待していて、突然倒れてそのまま息を引き取ってしまった。とのことでした。

彼が倒れた福岡に今、自分が住んでいるのも何かの縁かもしれません。

人生100年時代の後半に入っていて、いつ死んでもおかしくない年齢へと突き進んでいます。

数年前に彼をしのんで過去に書いたのを転記します。

ここマレーシアに移住する。と友人たちに話したときに、

真っ先にゴトちゃん一人が「マジですか、4月にKL出張なんだ」と。
親友は年齢を重ねてからは中々いない。その中でも
彼ゴトちゃんとは私が40歳過ぎてから出来た唯一の年下の親友だった。
ちょうど、私が彼の実兄と同じ年という事もあり、
良く二人で飲みに行ってお互いの様々な出来事を相談しあった中でもあった。
お互い外資なのでどちらかがリストラに会ったら励まし合い、
身内の話では私もGちゃんもお互い何もできないが
お互い聞き役になり癒されたり、英語勉強も良い刺激になり
切磋琢磨した中でもあった。
また会社は違うが、札幌出張が偶然にも重なりそうになった時に
用意周到に時期を合わせて現地集合し、札幌の街を飲み歩いたこともあった。
そんなゴトちゃんとはもう15年位になり、彼も現在の会社でCountryLeader的な
立場になっていた。
私は買収した会社の後から来た偉そうな輩から早期退職を強要されて
アーリーリタイヤを決断した時にもいろいろと飲んで
話したのがつい最近の出来事であった。
そんな彼との再会をここKLで一番に迎えるとこになるんだなーと
話していた矢先の訃報を実はかなり遅れて偶然にも昨晩知ってしまった。
ゴトちゃんはまだまだ若かったので無念であろう、
また残されたご家族も大変な思いであろう、
かける言葉も見つけられなかった。
少なくとも50年以内には行くであろう来世に
そこでゴトちゃんと飲むことにしょう、それまで待っていてくれ、ゴトちゃん。

今夜は彼をしのんで、彼とよく飲んだワインを飲みたいと思います。